『裏切りのサーカス』の続編企画が進行中!
ゲイリー・オールドマン主演映画『裏切りのサーカス』の続編企画が進行中であることがわかった。同作でプロデューサーを務めたエリック・フェルナーがColliderのインタビューで認めた。
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『裏切りのサーカス』はジョン・ル・カレのスパイ小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」の映画化したサスペンス。比較的低予算の作品であるにもかかわらず8,063万ドル(約64億5,040万円)以上の世界興行収入を記録。老スパイ・スマイリーを演じたゲイリーは、本作で自身のキャリア初となるアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、批評家からの評価も高い作品だ。(1ドル80円計算)
続編について聞かれたプロデューサーのフェルナーは「僕たちはすでに続編に取り掛かっているよ」とコメント。「プロデューサーのティム・ビーヴァンが主体となって、脚本のピーター・ストローハンとトーマス・アルフレッドソン監督とも話をした。ティムはかなり本気だよ」と『裏切りのサーカス』と同じスタッフで続編の企画を進めていることを明かした。
なお、ゲイリーは早い段階からこの企画に関心を示しており、続編は「スマイリー3部作」の最終章「スマイリーと仲間たち」を基にすることになると示唆していた。本格的に企画が進んでいるとあって、遠くない将来、あの老スパイの姿を大スクリーンで観ることができそうだ。(編集部・市川遥)