米小学校銃乱射事件でビリー・クリスタルのプレミアも延期 打ち切りになるテレビ番組も
14日にアメリカ・コネティカット州の小学校で発生した銃乱射事件の影響を考慮し、ビリー・クリスタルとベット・ミドラーの新作映画『パレンタル・ガイダンス(原題) / Parental Guidance』のプレミアが延期されることになった。
ビリー・クリスタル出演 映画『恋人たちの予感』写真ギャラリー
W.E.N.N.によると、FOX映画は主演俳優たちがレッドカーペットに到着する数時間前にキャンセルを決めたとのこと。事件を受け、トム・クルーズの映画『アウトロー』のプレミアも延期されている。
テレビ界では、内容が配慮を欠く可能性があるとして、FOXがアニメ「ファミリー・ガイ(原題) / Family Guy」と、コメディードラマ「アメリカン・ダッド!(原題) / American Dad!」の新エピソードの放送を中止。ケーブル局のSyfyはテレビドラマ「ヘイヴン-謎の潜む町-」の新エピソードが暴力的内容であるとの理由で放送を延期している。
一方、Radar Online.comによると、ディスカバリー・チャンネルで放送されている、銃を製造する家族を追ったリアリティー番組「アメリカン・ガンズ(原題) / American Guns」のFacebookページは事件後、打ち切りを求める書き込みでいっぱいになったとのこと。同チャンネルは番組のキャンセルを発表しているが、小学校銃乱射事件を受けての判断であることは認めていない。
また、変わった葬式を提供する葬儀社の仕事を追ったリアリティー番組「ベスト・フューネラル・エバー(原題) / Best Funeral Ever」の新エピソードも来年まで延期されたとThe Hollywood Reporterは報じている。(澤田理沙)