『人狼 JIN-ROH』韓国での実写化にキム・ジウン監督が候補に?
アーノルド・シュワルツェネッガー10年ぶりの主演復帰作『ラストスタンド』を手掛けたキム・ジウン監督が、次回作として日本アニメの実写化作品を予定していると報じられている。
その作品とは、韓国内で企画が進行しているという、押井守が原作・脚本を務めた映画『人狼 JIN-ROH』。『ももへの手紙』の沖浦啓之が監督を務め、国内外で多くの賞を受賞。セル画を使用した最後の長編アニメとしても知られている。
また本作は、メディアを変えてさまざまなエピソードが発表されている、押井のライフワーク「ケルベロス・サーガ」の1作。サーガの中には押井自身がメガホンを取った『紅い眼鏡』『ケルベロス 地獄の番犬』など実写映画も存在するが、今回はあくまでアニメの実写化という位置付けのようだ。
真偽のほどは定かではないが、複数の韓国メディアでは、企画はまだ初期段階で実現も決定していないとしながらも、ジウン監督が本作を次回作に検討しているほか、主演候補となる俳優が選定されているなどと報じている。(西村重人)