ジャッキー・チェン、銃の不法所持の疑い 警察が調査へ
香港のアクションスター、ジャッキー・チェンに、銃と手りゅう弾を不法所持していたとの疑いが持ち上がっている。
ジャッキーはインタビューで、過去に香港で暴力団20数人に襲われたことがあったこと、その際に3丁の銃と6個の手りゅう弾で対抗したことを告白。だが香港では銃を所持するためには許可証が必要となっており、新華網ほか複数のメディアは、この発言を基に、ジャッキーが銃を不法所持していたのではないかとの疑いを報じている。
こうした流れを受けて、警察は調査に乗り出すと発表。もしも不法所持が立証された場合、14年以下の懲役、もしくは10万香港ドル(約100万円・1香港ドル10円換算)の罰金の刑を受ける可能性があるという。ただし、ジャッキーの話は約20年前のことであり、現在になって立証するのは困難という見方も。そのため、警察は目撃者をはじめ、ジャッキーが銃を所有していたことを知っている人に話を聞く用意をしているという。(編集部・福田麗)