『シンデレラ』実写版から監督が降板!ディズニーなのにダークにしようとしすぎたため
ディズニーが進めている映画『シンデレラ』の実写化プロジェクトから、作風をダークなものにしようとした『ストーカー』のマーク・ロマネク監督が降板したことがわかった。
Deadline.comによると、ロマネク監督の離脱はどのような作風にするかでディズニーと方向性が合わなくなったことが原因。ロマネク流の『シンデレラ』は、おとぎ話のエンディングとしてはダークすぎるものだったという。ちなみに、ロマネク監督は2010年の『ウルフマン』でも、スタジオが求めるものよりダークな作品にしようとして監督をクビになっていた。
ディズニーはロマネク監督が離脱した事実を認めた上で、「現在、新しい監督探しに入っています。マークのことは監督としても友としても尊敬しており、将来、一緒に映画を作ることができたらと思っています」との声明を発表している。
ケイト・ブランシェットが継母役で交渉中の同作は、昨年末からシンデレラ役のオーディションも始めており、今年の夏までには撮影に入ることを目指しているとのこと。脚本は『ライラの冒険 黄金の羅針盤』のクリス・ワイツと『プラダを着た悪魔』のアライン・ブロッシュ・マッケンナが担当している。(編集部・市川遥)