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J・J・エイブラムス 余命わずかなファンのために『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を試写

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思わぬプレゼントを贈ったJ・J・エイブラムス
思わぬプレゼントを贈ったJ・J・エイブラムス - Steven Lawton / FilmMagic / Getty Images

 製作映画を謎に包んだまま公開することで知られるJ・J・エイブラムス監督が、余命わずかなファンのために映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のラフカット版のDVDを贈ったという。

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』特報映像

 E!オンラインによると、10年以上白血病と闘ってきたダン・クラフトさんは肝臓がんも併発し、余命数週間と診断されたとのこと。彼と妻は、映画『ホビット 思いがけない冒険』の前に上映される『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の10分間映像を観るためにIMAX 3-Dのチケットを購入したものの、突然の入院で行けず、体調が少し回復してから映画館に行ったところ、『スター・トレック』の映像は上映されなかったという。

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 「わたしも彼の友人も、彼に新しい『スター・トレック』映画の10分間の映像を見せてあげたいんです。これを実現できる人がいれば、こんなに素晴らしいことはありません。助けてください」とダンさんの妻がインターネットに書きこんだところ、彼の友人がこれをスター・トレックのredditページに掲載。大反響を呼び、パラマウントがダンさんのことを知り、エイブラムス監督が10分間の映像ではなく、全編のラフカットを贈ったとのこと。

 ダンさんの妻によると、映画の内容については一切話さない約束をし、夫婦で試写。「ラフカットであるため100%は楽しめないかもしれないと言われましたが、満足度は110%でした!」と彼女はコメントしている。

 願いがかなったダンさんは1月4日に妻と兄弟が見守る中、41歳で息を引き取ったという。訃報を聞き、同映画でスポックを演じているザカリー・クイントもダンさんの冥福を祈るツイートをしている。(澤田理沙)

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』特報映像 » 動画の詳細
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