篠田麻里子、AKB48最年長&キャプテンの自覚…意識の変化を明かす
AKB48最年長メンバーとして、長年グループをけん引する篠田麻里子が、『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』の撮影直後、新チームAキャプテン就任における自身の気持ちの変化について語った。
『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』フォトギャラリー
映画タイトルにも入っている、“涙”に絡め、これまで流した涙について「いっぱいありすぎて、わからないですね。辛いことは、本当にいっぱいありましたから……」と感慨深げに語り始めた篠田。「でも、ここでパッと出てこないということは、忘れていると思うんですよ。つまり、辛かったことも多かったけれど、楽しいことの方が多くて、それが勝ち越しているんだと思う」とこの7年の思い出を冷静に振り返った。
昨年8月の前田敦子の卒業では「自分の感情を全部出して泣いた」と語る彼女だが、それと同時にスタートした「AKB48第2章」では、チームAキャプテンに就任。「私、意外と人見知りで、自分から話しかけることって、あまりないんですよ。だから、これまで喋りかけてくれた後輩とは、スゴく仲良くなってきた。でも、キャプテンになって、そういうことじゃダメだ。わたしが大人にならないと、何も変わらないと。だから、今は極力みんなとメール交換をしています」とキャプテンとしての意識の変化も語る。
また、昨年末には自身のファッションブランド「ricori」を立ち上げ、「また一歩、自分の夢に近づいた」と笑顔で語る。「でも、ブランドの立ち上げも、東京ドーム公演をやったことと一緒で、何も始まっていないと思うんです。そこから、どう展開していくか? 今後、みんなに『いいよね、可愛いよね』と愛されるブランドにしたいし、店舗も増やしていきたい。だから、2013年はスゴく大変そうです」と素直な気持ちもぶつけた。
AKB48を「自分の人生を変えてくれた場所。自分にとって、挑戦することを教えてくれた場所」と語る彼女の挑戦は、まだまだ続きそうだ。(取材・文:くれい響)
映画『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』は2月1日より全国公開