『ONE PIECE』、60億突破で『テルマエ』『踊る』超え!海外興行も続々決定!
昨年12月15日に公開された『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』が、今月14日時点で興行収入60億円を突破し、昨年公開され話題となった『テルマエ・ロマエ』『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の記録を破った。『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』は、海外興行も続々と決定しており、アジアだけでなく、欧州、米州、全世界への波及を目指していくという。
映画『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』写真ギャラリー
15日時点での『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』の成績は、観客動員数504万人、興行収入60億8,287万1,000円。これは、興行収入59億8,000万円を記録した阿部寛主演の映画『テルマエ・ロマエ』、興行収入59億円(12月12日時点)を記録した織田裕二主演の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を超える成績となり、2012年邦画ナンバーワンの興行収入73億3,000万円を記録した映画『BRAVE HEARTS 海猿』にも迫る記録となった。
映画『ONE PIECE』シリーズでは、2009年に日本公開された『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』が、台湾、韓国、タイ、フランスなどで公開されていた。最新作『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』はすでに、台湾、シンガポール、香港、タイ、韓国での公開が決定しており、そのほかにもアジア5か国からの公開オファーが来ているという。海外への興行という面でも、これまでのシリーズ作品を上回る勢いを見せている。
東映アニメーションの経営戦略本部海外ライセンス事業部長・東伊里弥氏は「この勢いをそのままにアジアだけでなく、欧州、米州と全世界への大航海を大公開へと繋げていきたい」とコメント。映画『男たちの大和/YAMATO』の50億9,000万円の記録を破り、2000年以降の東映配給作品でナンバーワンのヒットを記録した『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』のさらなる飛躍に期待を寄せている。
『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』は、原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、鈴木おさむが脚本、『プリキュア』シリーズに携わってきた長峯達也がメガホンを取った映画『ONE PIECE』シリーズ最新作。アヴリル・ラヴィーンが主題歌を担当、Armani Exchangeが衣装協力しており、アクション描写も高い評価を得ている。(数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(編集部・島村幸恵)
映画『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』は全国公開中