『戦メリ』デヴィッド・ボウイ、大島渚監督を追悼「オオシマさんの魂が…」
映画『戦場のメリークリスマス』に出演したデヴィッド・ボウイが、今月15日に80歳で亡くなった大島渚監督をしのんで、「オオシマさんの魂が、この世を去った。彼の才能の恩恵を受けた我々は、今それを惜しむばかりだ」と追悼コメントを発表した。
デヴィッドは、長年音楽活動を休止していながら、8日に事前予告なしに新曲「ホエア・アー・ウィー・ナウ?」とアルバム「ザ・ネクスト・デイ」を世界119か国のiTunesで突如配信した際にも一切コメントを発表していなかった。くしくも1週間後に大島監督が肺炎のためこの世を去り、哀悼の意を表さずにはいられなかったようだ。
二人がタッグを組んだ名作『戦場のメリークリスマス』は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、英国アカデミー賞で作曲賞を受賞するなど、世界でも高い評価を獲得している。(編集部・小松芙未)