R指定テディベア映画『テッド』まさかの大ヒットで初登場トップ!
映画週末興行成績
今週の国内動員ランキングは、各地の映画館で満席が続出したR15+指定テディベア映画『テッド』が初登場1位を記録した。18日の金曜日に全国134館(253スクリーン)で公開された本作。土日2日間で動員22万9,581人、興収3億2,615万1,000円。また初日から3日間で28万7,250人、興収4億394万8,700円を記録する大ヒットスタートを果たした。
18日が7,779万7,700円、19日が1億5,461万3,500円、20日が1億7,153万7,500円と各日ごとの成績も右肩上がりの『テッド』。R15+指定ながら、高校生~30代女性を中心に、カップルや友人同士など多数集客。拡大公開も検討されているようで、配給元の東宝東和では「興収20億円も射程圏内」としている。
2位には、山田洋次監督50周年記念作品『東京家族』が初登場。全国317スクリーンで公開され、シニア層を中心に集客。土日2日間成績は動員19万4,902人、興収2億961万6,000円となった。3位にランクダウンとなった『レ・ミゼラブル』は5週連続でベスト3をキープし、ついに興収30億円を突破。続く4位には『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』が初登場。全国275スクリーン公開で、土日2日間の成績は動員13万8,287人、興収1億3,707万4,400円となった。
公開6週目の『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』は5位にランクダウンながら、累計動員522万2,592人、興収63億765万8,450円と依然好調。先週トップの『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』は6位にランクダウンだが、累計動員68万243人、累計興収8億5,140万600円と興収10億円突破間近となっている。
続く順位は、7位『LOOPER/ルーパー』、8位『96時間/リベンジ』、9位『ホビット 思いがけない冒険』、10位『007 スカイフォール』となった。公開4週目の『青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版』は11位と惜しくも圏外だが、動員39万4,040人、興収4億8,188万4,700円を記録している。
今週末は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』『ストロベリーナイト』『Blankey Jet City/VANISHING POINT』『さよならドビュッシー』『みなさん、さようなら』『人生、ブラボー!』『しあわせカモン』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)