上戸彩、結婚後初主演映画で「侍を支える妻」に!夫役は高良健吾
昨年9月にEXILE・HIROと入籍した女優の上戸彩が、今冬公開予定の時代劇『武士の献立』で結婚後初めて映画主演を務めることが明らかとなった。上戸は、夫である侍の舟木安信(高良健吾)を支える、気が強くて料理上手な女性・お春を演じる。
『武士の献立』は、堺雅人がそろばん侍にふんした『武士の家計簿』を手掛けた松竹が贈る夫婦のヒューマンドラマ。江戸時代、優れた舌と料理の腕を持つお春は、代々加賀藩の料理方を務める舟木家の伝内(西田敏行)にその才能を買われ、舟木家に嫁ぐことに。しかし、夫となる跡取り息子・安信は料理が大の苦手。お春は、義母・満(余貴美子)の力も借りながら、必死に夫の料理指南を始めることになる。
上戸は同作について「この映画は時代劇ですが、今も昔も変わることのない夫婦の関係を、切なく、でも楽しくユーモラスに描くものになると聞いています」とコメント。「現代の人たち、特に女性が観て楽しんでいただけるものになればいいな、と思っています」と『あずみ2 Death or Love』以来約8年ぶりとなる主演映画に意気込んでいる。
また、これから始まる撮影に向けて上戸は「『釣りバカ日誌』シリーズを手掛けられた朝原(雄三)監督の下、京都のスタッフの皆さんとお仕事をすること、素晴らしい共演者の皆さんとご一緒すること、また舞台となる金沢もとてもすてきな場所なので、今からとても楽しみにしています」と期待に胸を膨らませた。
メガホンを取る朝原監督は、上戸、高良、西田、余といった豪華な出演者たちを「非常に心強いキャスト」と表現。「今の時代、特に女性の方に喜んでいただけるような、切なく美しく、でも明るくユーモラスな作品にしたいと思っています」と展望を語った。(編集部・市川遥)
映画『武士の献立』は2013年冬、全国公開予定