国内初の完全デジタル化劇場誕生!映写室なし!
映画館の運営などを行っている株式会社 ワーナー・マイカルが、3月5日、埼玉県春日部市に国内初の“映写室のない映画館”「ワーナー・マイカル・シネマズ 春日部」をオープンさせることを発表した。
国内初の完全デジタル化劇場!「ワーナー・マイカル・シネマズ 春日部」フォトギャラリー
今回オープンが発表された国内初の“映写室のない映画館”は、完全デジタル化により、プロジェクター(映写機)を全スクリーン劇場内後方壁面上部に設置したことにより実現。1993年に国内第1号となるシネマコンプレックスを神奈川県海老名市にオープンしてからちょうど20年目を迎える節目の年に、ついに完全デジタル化された劇場が日本に誕生した。
同劇場には、このほかにも、ポスターや告知物もデジタルで表示する機能や、ワーナー・マイカルが独自に高精細サウンドと高画質映像を追究し開発した「ULTIRA(ウルティラ)」という音響・映像システムも。さらには、シーンと連動して座席が動く、いわゆる4Dシステム「D-BOX(ディー・ボックス)」も導入。「ワーナー・マイカル・シネマズ 大高」、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」に次ぐ国内3劇場目の「D-BOX(ディー・ボックス)」導入劇場となった。
「ワーナー・マイカル・シネマズ 春日部」は、多機能複合型ショッピングモール「イオンモール春日部」内に誕生。埼玉県で6つ目の劇場となり、全10スクリーン、1,881席(ほか車椅子スペース24席)。年間60万人の動員を目標にしている。(編集部・島村幸恵)