ジェニファー・ローレンスが肺炎に オーストラリア・アカデミー賞の授賞式を欠席
映画『世界にひとつのプレイブック』でオーストラリア・アカデミー賞主演女優賞に輝いたジェニファー・ローレンスが、肺炎のため現地時間27日にロサンゼルスで行われた授賞式に出席できなかったとMetro Newsほか複数のメディアが報じた。
ジェニファー・ローレンス主演映画『世界にひとつのプレイブック』フォトギャラリー
ジェニファーの代理として、同賞の助演女優賞に輝き、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた共演者のジャッキー・ウィーヴァーがトロフィーを受け取った。「かわいそうなジェニファーは、すごく体調が悪いの。肺炎にかかっているのよ」とウィーヴァーはコメント。同映画のプロデューサーは、現在ジェニファーは多忙を極めており、十分な休養をとれていないと話した。
『世界にひとつのプレイブック』は、オーストラリア・アカデミー賞で、作品賞とデヴィッド・O・ラッセルの監督賞、ロバート・デ・ニーロの助演男優賞を獲得。脚本賞は映画『ジャンゴ 繋がれざる者』、主演男優賞は映画『リンカーン』のダニエル・デイ=ルイスが受賞した。
ジェニファーは、同作で第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされており、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステインや 『インポッシブル』のナオミ・ワッツと並び、有力候補の一人とされている。ジェニファーの体調不良が長引けば、来月2月24日に開催されるアカデミー賞授賞式への参加が危ぶまれる。ドルビー・シアターのレッドカーペットでジェニファーの姿を見ることを心待ちにしているファンのために、どうか休養に専念してほしい。(鯨岡孝子)