『死霊のはらわた』リメイクが17歳以下入場禁止に!R指定得るため再編集
1981年に発表され一大ブームとなった伝説的スプッラタームービー『死霊のはらわた』のリメイク作が、本国アメリカで、当初17歳以下鑑賞禁止の指定を受けたと、メガホンを取ったフェデ・アルヴァレズ監督自身が明かしている。
『スパイダーマン』のサム・ライミ監督の出世作を、現代に蘇らせる本作。予告編の公開以降、その過激な映像から、オリジナル版以上にダークで凄惨(せいさん)な恐怖描写を備えた作品になるのでは……とホラーファンから大きな期待を集めているが、どうやらその挑戦によって、作品が恐ろしくなり過ぎたようだ。
アルヴァレズ監督のツイッターによると、本作はアメリカの映画審査機関であるアメリカ映画協会(MPAA)によって、当初NC-17(17歳以下は鑑賞不可)の指定を受けてしまったのだとか。当然こうなると公開規模も客層も大きく制限されてしまうため、監督は、R指定(17歳以下は保護者の同伴が必要)を受けるためカットを余儀なくされているようだ。
過激描写がカットされることはホラーファンにとって残念な知らせだが、これは、本作がいかに過激な作品なのかを証明する出来事ともいえる。アルヴァレズ監督自身も、NC-17指定を誇りに思う旨をツイートしており、オリジナル版に負けないパワフルな作品となっていることに期待したい。(西村重人)