ビヨンセ、流産していたことを告白
ビヨンセが2年前に流産していたことを告白した。UsMagazine.comなど複数のメディアが報じている。
ビヨンセは、2月16日にアメリカのケーブルチャンネルHBOでオンエア予定の、自身のドキュメンタリー番組「ライフ・イズ・バット・ア・ドリーム(原題) / Life Is But a Dream」内で、流産の経験を告白した。
自ら監督を務めた同番組の中でビヨンセは「2年前、わたしは初めて妊娠したの。鼓動を聞いたわ。これまで耳にした中で、一番美しい音楽だった。どんな名前にしようか、生まれてくる赤ちゃんはどんな顔をしているのか、思いを巡らせたわ」と語っている。
しかし、悲しいことに1週間前には聞こえていた心拍が、診察を受けた際には聞こえなかったという。ビヨンセは、この経験を音楽に没頭することで乗り越えようとしたのだそう。彼女は「流産はこれまでの人生で一番悲しい出来事だった。スタジオにこもって、これまで作曲してきた中で一番悲しい歌を書いたわ。わたしにとって、それが最善のセラピーだった」と明かした。
夫であるJAY-Zが、夫妻の第1子である娘のブルー・アイヴィーちゃんの誕生直後に発表したラップ曲「Glory」には流産を連想させる歌詞があり、ビヨンセにはその経験があったのでは、とうわさされていた。ビヨンセが自ら流産について語るのは今回が初めてとなった。(鯨岡孝子)