美川憲一、AKB48峯岸みなみに喝!
歌手の美川憲一が6日、東京都内で行われた映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のトークイベントに出席し、第二の人生について語った。また、AKB48峯岸みなみの“お泊まり愛報道”に触れ、「今は我慢しなさい」となだめる場面もあった。
映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』トークイベントフォトギャラリー
人生の終盤を迎えた男女7人の人間模様を描く本作で、現在66歳の美川は「年を重ねても、小さいことでもいいから新しいチャレンジを、目的をもってやってほしい」と豊かな人生設計を指南し、「最近、ネットとかゲームとかもやっているのよ。ゲームはやったことなかったの。パチンコぐらいで。でも、面白いのよ!」と意外な一面も告白。
昨年、独立したことについては「ずいぶん騒がれましたけど、それで新しい風が吹いてきたんじゃないかしら。学園祭に出させてもらったり、ファッションショーにゲストで出たり、(今までと違う)新しいお仕事が来ている」とターニングポイントを振り返り、近況を報告した。
また、芸能界のご意見番でもある美川は、峯岸の熱愛報道について「20歳の女の子だし、人を好きになるのは自然なこと。でも、チームで我慢している人がいっぱいいるんだから、修行だと思って今は我慢しなさい」とお灸をすえ、「まあ、我慢できないぐらい(の思いが)あったんでしょうけどね。向こうもイケメンだったからね」と理解も示し、「わたしは色恋もないし、買い物をすることぐらいが楽しみで、心の中じゃ寂しいって思っているときもあるのよ」とプライベートについてもこぼしていた。
3日に亡くなった市川團十郎さんについては「本当に残念です。1度しかお会いしたことはないけれど、温厚で優しい方でした」と哀悼。團十郎さんの長男・市川海老蔵の会見を見て、2010年の海老蔵の暴行事件で感じた親子の絆とやんちゃな息子に対する團十郎さんの思いがよみがえった美川は、「成長して、非常にしっかりしたコメントをされていて素晴らしいと思った」と感慨深い様子だった。
本作は、イギリスからインドに快適な老後を送るためやって来た7人の男女が織り成す群像コメディー。『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督が、同作でもコンビを組んだジュディ・デンチを主演に迎え、トム・ウィルキンソン、マギー・スミスらイギリスの名優たちが共演している。(取材・文:嶋田真己)
映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』はTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国公開中