ピース綾部、SMに目覚める?LOVE PSYCHEDELICOのKUMIの縛りに恍惚の表情!
2日、映画『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』初日舞台あいさつが、新宿バルト9にて行われ、監督を務めた竹中直人、平田薫、綾部祐二(ピース)、津田寛治、山内圭哉が登壇したほか、主題歌を務めたLOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKIが特別ゲストとして出席。「あまりこういう場に登場することはない」というLOVE PSYCHEDELICOへの感謝の意を込め、綾部が津田やKUMIの手によって縛りを受けるショーが行われた。
これまで監督としても数多くの作品を世に送り出してきた竹中だが、自身が出演しなかったのは初めてのこと。「やっぱり自分が出ないのは楽ですね。神経の使い方が違う。役者の芝居に集中できました。皆さん本当に素晴らしかった。カメラを回していて幸せでした。綾部君も素晴らしかったよ」と竹中が言うと、綾部は得意げな表情を浮かべ「俳優・綾部を見てください」とアピール。
そんな綾部は、平田とのキスシーンについて「監督から普段やっているようにしてくださいって言われたので、全く緊張しなかった」と余裕の表情を見せたが、平田から「(キスシーン撮影の当日は)すごく歯を磨くのが早かったですし、ソワソワしていましたよね」と普段とは違う様子だったことを暴露され、苦笑いを浮かべていた。
また、主題歌を担当したLOVE PSYCHEDELICOが登場すると、登壇者も興奮した表情を浮かべ、綾部が代表して緊縛ショーを披露することに。事前に練習していたという津田が手馴れたように綾部を縛っていくと、横で見ていたKUMIも興味津々のまなざしで見つめる。そして津田に「やってみる?」と勧められたKUMIは恥ずかしげな表情を浮かべながら、ぎこちなく綾部を縛る。すると「KUMIさんが縛ると、意味が変わってきちゃいますから」と綾部はうれしそうな表情に。客席は爆笑に包まれた。
本作は、新潮社主催の新人文学賞「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞作を、俳優・監督として活躍している竹中直人が映画化。自らを縛り上げることによって精神を開放する女性・百合亜(平田薫)が、日常の中で性癖を隠しながらも、その秘密の行為に支配されていく姿を官能的に描いた物語。(磯部正和)
映画『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』は新宿バルト9ほかにて全国公開中