ウディ・アレン新作『ローマでアモーレ』は6月公開!アレン本人も6年ぶりに俳優復帰!
ウディ・アレン監督の最新作『ローマでアモーレ』が6月8日より日本公開されることが決定した。キャリア最大のヒット作となった前作『ミッドナイト・イン・パリ』ではパリを舞台にロマンチックな物語を展開させたアレンが次なる舞台として選んだのは「ただ散歩しているだけでも驚くような街。街そのものが芸術品なんだ」と語る永遠の都イタリア・ローマだ。
本作は、ホームグラウンドともいえるアメリカ・ニューヨークを離れて以後、スペイン・バルセロナ、フランス・パリ、イギリス・ロンドンなど、ヨーロッパの各都市の魅力を描いてきたアレンが初めてローマで撮影を行ったコメディー。娘のフィアンセ宅を訪れた音楽プロデューサーとその妻、田舎から出てきた新婚ホヤホヤのカップル、さらには建築学生と奔放な女優の卵……などなど、さまざまな男女が繰り広げる人間模様を描いた作品だ。
映画『ローマの休日』でオードリー・ヘプバーンがアイスを食べるシーンで知られるスペイン広場をはじめ、コロッセオやトレヴィの泉といった有名スポット、さらには知る人ぞ知る路地裏でもロケを敢行しており、スクリーンに映し出される街の魅力には思わずうっとり。観光ムービーとしても楽しめるのはアレンなりのサービス精神の現れだろう。
本作には2006年の『タロットカード殺人事件』以来、久々にアレン本人が顔を見せているほか、常連女優のジュディ・デイヴィス、ベテラン俳優のアレック・ボールドウィン、さらには『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグや『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジといった若手実力派が出演。また、『それでも恋するバルセロナ』でオスカーを獲得したペネロペ・クルス、『ライフ・イズ・ビューティフル』などに出演するイタリアの国民的スターのロベルト・ベニーニなど、いつも以上に豪華なキャストが集結している。(編集部・福田麗)
映画『ローマでアモーレ』は6月8日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国公開