オビ=ワン演じた故アレック・ギネスさんの日記や書簡、2014年より大英博物館で一般閲覧できることに
2000年に亡くなったイギリスの俳優アレック・ギネスさんの日記や書簡を、2014年から大英博物館にて一般が閲覧できることになったと、Digital Spyほか複数媒体が伝えた。
アレック・ギネスさん出演映画『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』フォトギャラリー
ギネスさんは、1957年『戦場にかける橋』でアカデミー主演男優賞を受賞、オビ=ワン・ケノービを演じた『スター・ウォーズ』では助演男優賞にノミネート、また、1979年にはアカデミー賞の名誉賞に輝いている名優だ。
大英博物館は、ギネスさんが俳優としてのキャリアをスタートした1930年代後半から2000年の死に至るまでを記した100部に及ぶ日記や書簡を、記録文書として公開する予定。
そこには、従軍した体験やローレンス・オリヴィエへの雑感を記した記録も含まれており、例えば、1989年7月12日、ローレンスが死去した次の日の日記には、「ローレンスのロミオの『運命の星を敵に回して戦おう』のセリフや、リア王の『裸の哀れな者たちよ』のセリフは印象的だったが、オイディプス役の有名な嘆きのセリフは、ちょっと退屈であった」と亡き俳優仲間への率直なコメントを書き残しているとのこと。
記録文書の一般公開により、ギネスさんの人となりの、これまで知られなかった新たな一面を垣間見ることができそうだ。(鯨岡孝子)