バックストリート・ボーイズのドキュメンタリー映画製作へ
1993年に結成され今年で20周年を迎えるアメリカのボーイズバンド、バックストリート・ボーイズのドキュメンタリー映画が製作されることになったとThe Hollywood Reporterなど複数媒体が伝えた。
『バックストリート・ボーイズ:ザ・ムービー(原題) / Backstreet Boys - The Movie』という仮題の本作のメガホンを取るのは、ローリング・ストーンズの「メイン・ストリートのならず者」のアルバム制作の裏側を追った2010年のドキュメンタリー映画『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』のスティーヴン・カイヤック監督。ニック、ハウィー・D、A.J.、ブライアン、そして一旦グループを離れたものの、昨年復帰を果たしたケヴィン、5人のオリジナルメンバーの幼少時代からバンド活動に至るまでを追った作品になるとのこと。
カイヤック監督は、「僕がこのプロジェクトに引きつけられたのは、必ずしも快く思えないかもしれないドキュメンタリー映画製作に対して彼らが率直さと意欲を示し、オープンで誠実な姿勢を持っていて、これぞという方向にかじを取る映画製作チームに信頼をおいてくれているという点だ」とコメント。
さらに、BSBも公式コメントで、「常に映画を作りたいと思っていたが、今がまさに理想のタイミングだ。ケヴィンが復帰し、まさに運命のメンバーたちが結集している。新譜も準備中で今年はバンドの20周年にあたる。僕たちの物語を伝えるための要素が、すべてそろっているんだ」と述べた。
本ドキュメンタリー映画は、今年秋の完成が予定されているという。(鯨岡孝子)