華原朋美、薬漬けの日々を赤裸々告白…錯乱状態で閉鎖病棟に入院も
昨年芸能活動を再開した歌手・華原朋美が、2月27日発売のモード誌「Numero TOKYO」4月号のBEAUTYページで“すっぴん”を含めたグラビアを披露し、活動休止中の当時の状況をロングインタビューで赤裸々に語っている。恋愛の悩みから精神安定剤などの薬物に頼るようになり入退院を繰り返したという華原は、錯乱状態だった時期には隣の部屋から悲鳴が聞こえるような閉鎖病棟に入院していたことなど、驚きの事実も明かしている。
復帰後初めてのテレビ出演となった昨年12月の「FNS歌謡祭」で全盛期をも上回る歌声とオーラで視聴者を魅了した華原。1990年代後半にミリオンセラーを連発した歌姫・華原だが、2007年に所属事務所から解雇され、芸能活動を休止した。彼女にいったい何があったのか? 当時を「ずっと揺れた状態が死ぬまで続くのかなって。そんな感じでしたね」と表現した華原。恋愛問題をきっかけに精神のバランスを失い、薬物の影響下で不安定な日々を過ごしていた。
「自分で自分の置かれている現実も見えなくて、薬ばっかり飲んで」「過去の私はボロボロだった」「薬を抜くために病院にしか置いておけない状況。思い出すと今でもゾッとしますね」と本人は率直に語っているが、20歳から疎遠だった父親の愛情と優しさに触れ、薬物依存からの回復を誓ったという。
同誌ではフィリピンに永住している父親と約1年過ごしたこと、帰国後に体重を12キロ落とすなどして自己改善したこと、もし批判されても立ち向かう覚悟であることなど、再起した今だからこそ話せる華原の思いや仕事、未来に対する情熱を感じることができる。(編集部・小松芙未)
「Numero TOKYO」4月号は2月27日発売