76歳の英俳優リチャード・ウィルソンが同性愛者であるとカミングアウト
テレビドラマ「魔術師マーリン」でガイアスを演じているイギリスのベテラン俳優リチャード・ウィルソンが同性愛者であることをカミングアウトした。
もし75歳の父親からゲイであることをカミングアウトされたら……? 映画『人生はビギナーズ』写真ギャラリー
リチャードがゲイであることを認めたのは、Time Out誌が「最も影響力のある同性愛者」のリストを掲載し、その80位にランクインしたことがきっかけだという。雑誌によってあからさまにゲイであることを公表されたと語るリチャードだが、人に知られても構わないと、その後のインタビューで語っている。
「実際にゲイだから、人にゲイだと言われても構わない。でも同性の恋人がいるわけじゃない。ずっと独り身だというのもセラピーを受けている理由の一つだろうね」と76歳のリチャードはDailymail.co.ukにコメントしている。
27歳で病院の検査技師から俳優に転身した彼は、恋人を作ったり、身を固めるべき時期に忙しすぎてチャンスがなかったと考えているようだ。インタビューでは、人生を共にする人がいないことを語りながら声が小さくなり、さびしい思いをしている様子がうかがわれたと書かれている。
「魔術師マーリン」は昨年、第5シーズンで終了している。(澤田理沙)