新旧おしん共演!小林綾子、泉ピン子と再び親子役に!
平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録した国民的ドラマを、30年の時を経て映画化する『おしん』の撮影に、オリジナル版で谷村しん(通称おしん)役を務めた小林綾子が参加し、役2,500人の応募が集まったオーディションで選ばれた新おしん・濱田ここねと共演を果たした。
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本作の中心となるのは、小林が演じたおしんの子ども時代。小林は、オリジナル版で故・小林千登勢さんが演じた加賀屋の若奥様・八代みの役で出演することが明らかになった。加賀屋の大奥様・くには、オリジナル版でおしんの母親・ふじ役を務めた泉ピン子が演じることが発表されており、オリジナル版で親子を演じ歴史的な視聴率の起爆剤となった二人が、今度は義理の親子役で共演することになった。
2月15日にクランクインし、オリジナル版でも撮影の舞台となっていた山形県内で、全編の撮影が行われている本作。この日、久しぶりに山形の地に足を踏み入れたという小林は「新幹線からの雪景色に懐かしい気持ちになりました」と感慨深げ。新おしん・濱田に会い、「自分もこんなに小さかったのか」と驚いたことを明かした。
一方、小林が出演した「おしん」に感嘆し、役づくりの参考としていた様子の濱田は、「(本人に会えて)緊張しています。でもうれしいです」とコメント。映画『おしん』を観て、「つらいことがあっても、楽しいと思ってほしい」とメッセージを寄せた。
濱田から映画版『おしん』の撮影の様子を聞いた小林は「寒くて、冷たくて、わたし以上に大変なことをされているようでしたので、きっと映画にはリアリティーがあるし、迫力があると思います」と期待を寄せていた。なお、この日の撮影には山形県知事の吉村美栄子氏も参加。濱田、小林と共に、初詣のシーンを撮影した。
本作でメガホンを取っているのは、『あの空をおぼえてる』の冨樫森監督。おしんの母親・ふじ役で上戸彩が出演しているほか、泉、小林というオリジナル版の強力な助っ人と共に、岸本加世子、乃木涼介、吉村実子、満島真之介、ガッツ石松、井頭愛海が、国民的ドラマの映画化に挑んでいる。(編集部・島村幸恵)
映画『おしん』は10月全国公開予定