Mr.Children、佐藤健&綾瀬はるか主演作に“史上最も激しいロック”書き下ろし
Mr.Childrenが、佐藤健と綾瀬はるかがW主演を務めた映画『リアル 完全なる首長竜の日』主題歌として、Mr.Children史上最も激しいロック「REM」を書き下ろしたことが明らかになった。
『リアル 完全なる首長竜の日』は、自殺未遂で昏睡状態に陥った恋人の意識下に、「センシング」という最先端の医療技術を用いて入り込み、自殺の真相に迫っていくという斬新な物語展開が魅力の一作。同作で主題歌を担当したことは、作詞、作曲を手掛けたMr.Childrenの桜井和寿にとっても、創作意欲を掻き立てるよい機会になったという。
桜井は「この作品と出会えたことで、潜在意識に眠っていた不思議な感情が『新たな音』となり目を覚ましました。感謝すると共に、この映画が多くの人の心を揺さぶる、そのお手伝いを、少しできればうれしく思います」とコメントを寄せている。
桜井が、何度も台本を読み込み作り上げたことで、映画で主演を務めた佐藤いわく、「こんなミスチル聴いたことないと思うくらい、攻めていて、かっこいい曲」に仕上がったという楽曲「REM」。映画のプロデュースを手掛けた平野隆も、その仕上がりには衝撃を受けたという。
「彼らがロックバンドであるということを知らしめる伝説的な一曲」「Mr.Children史上最も激しいロック」「日本のロックシーンでは聴いたことのないような曲」「日本のロック界の金字塔になるような曲」と褒め言葉を並び立て、楽曲を評価する。果たして、Mr.Childrenの新たな一歩が、映画とどのような化学反応を起こすのか……?
『リアル 完全なる首長竜の日』は、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した乾緑郎のデビュー作を、映画『CURE キュア』などで国内外で高い評価を受けた黒澤清監督のメガホンで映画化した作品。佐藤、綾瀬のほか、中谷美紀、オダギリジョー、染谷将太、堀部圭亮、松重豊、小泉今日子が共演している。(編集部・島村幸恵)
映画『リアル 完全なる首長竜の日』は6月1日より全国公開