強烈ビジュアルの殺人鬼が誕生!笑顔の肉仮面が襲う衝撃ホラーが公開!
インターネットを通じて犠牲者を選別する、スマイルマークの肉仮面をかぶった殺人鬼の恐怖を描いたホラー映画『スマイリー』が5月に日本公開される。殺人鬼「スマイリー」のあまりに強烈なビジュアルのためか、海外版予告編のYouTubeにおける再生回数が、2,500万回を突破したという話題作だ。
映画『13日の金曜日』のジェイソン、『ハロウィン』のマイケル、そして『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスなど、マスクをかぶった殺人鬼の存在は、ホラージャンルには欠かせない要素のひとつ。本作もその系譜に連なる作品で、肉仮面の殺人鬼「スマイリー」が、犠牲者を次々と血祭りにあげて行く姿が描かれる。
「スマイリー」のマスクの表情は、その名の通り「スマイル」マークとなっているが、人の皮膚をつなぎ合わせたような肉仮面で、縦に縫い付けて作った目と大きく裂けた口、鼻のない造形は、一度見たら忘れることができない、えもいわれぬ不気味さを醸し出している。その強烈なビジュアルは本国アメリカをはじめ世界中のホラーファンの注目を浴び、2011年11月にYouTube 上にアップされた予告編は着実に再生数を更新。2013年3月11日時点で、2,500万回を突破するにいたった。
物語は、インターネットのチャット上である言葉を3回タイプすると呼び出すことができる「スマイリー」の都市伝説を中心に展開。その伝説を確かめた、ある女子大生を襲う恐怖が描かれており、ショッキングな描写はもちろん、伝説の謎をめぐるサスペンス・スリラーとしての側面にも期待したい。
また配給元のAMGエンタテインメントでは同作を、1976年製作の伝説的スペイン映画『ザ・チャイルド』のリメイク作品と連続公開。ある日を境に突然大人たちを襲いはじめる子どもたちの恐怖を描き、当時センセーショナルな話題を呼んだ『ザ・チャイルド』が、どのような形で現代によみがえったのか気になるところ。どちらもホラー映画ファン必見の上映となりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『ザ・チャイルド』は5月11日より『スマイリー』は5月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開