Tudou(土豆網)の設立者、ゲイリー・ワンがアニメーション会社を北京に設立、人材はアメリカから!
中国のオンライン動画共有サイト、Tudou(土豆網)の設立者、ゲイリー・ワンが、アニメーション会社を設立することがWall Street Journalで報じられた。
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ゲイリー・ワンは、昨年3月にTudou(土豆網)がライバル社、Youku(優酷網)との株式交換で合併統合され傘下になった後、半年以上も前に同会社を辞めていたが、この度国内向けの作品を制作するために、北京市内にアニメーション会社を設立することが決定し、さらにその人材をハリウッドで活躍する優秀な人々を引き抜いて、ハリウッドの大作アニメに対抗するアニメーション会社を設立する予定でいるようだ。
同紙の彼のインタビューによると「今年の1月にロサンゼルス、サンフランシスコで2週間、監督、絵コンテのアーティスト、経験のあるアニメーターたちに会ってきた。会った人たちの誰もが、中国の市場に興奮している印象を受けた」とコメントしている。
ゲイリー・ワン自身は中国で生まれたものの、1993年から高校とボルチモアにあるジョン・ホプキンス大学でコンピュターサイエンスを学んでいた。はたして彼は、どのようなアニメーション会社を設立するのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)