『カールじいさん』声優、病院に緊急搬送 一人芝居の最中に…
映画『カールじいさんの空飛ぶ家』で“カールじいさん”ことカール・フレドリクセンの声優を担当した俳優のエドワード・アズナーが現地時間12日、一人芝居の最中に倒れ、病院に緊急搬送された。Chicago Sun-Timesが報じた。
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シカゴで、第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトを演じる一人舞台「FDR」を公演中だったエドワード。12日の舞台は、およそ45分遅れでスタートしたが、パフォーマンスが始まってすぐにエドワードがセリフが話しずらそうなそぶりをしたため、スタッフがステージに上がってエドワードと話し、エドワードは自らの足で歩いてステージを降りたという。
その後、救急車で搬送されたエドワード。TMZ.comにエドワードの息子が明かしたところによると、エドワードは脳卒中など深刻な事態ではなかったとのこと。「ここ数週間具合が悪かったんだ。だから少し休息が必要だったんだと思う」と述べ、すぐに退院もできる予定だと明かした。
エドワードは、テレビドラマ「リッチマン・プアマン/青春の炎」(1977)、「ROOTS/ルーツ」(1977)、「事件記者ルー・グラント」(1977~1982)などで、複数のエミー賞を受賞している名優。1981年から1985年まで、アカデミー賞の前哨戦の一つとして知られる映画俳優組合賞(SAG賞)を執り行う全米映画俳優組合(SAG)の会長も務めていた。(編集部・島村幸恵)