小出恵介、号泣!監督・内村光良の人柄に心打たれ…
23日、映画『ボクたちの交換日記』初日舞台あいさつが、新宿ピカデリーにて行われ、監督を務めたウッチャンナンチャンの内村光良をはじめ、伊藤淳史、小出恵介、長澤まさみ、木村文乃、川口春奈、ムロツヨシが登壇。途中、「本当にすてきで大好き」と長澤や川口の女優陣から告白されて大テレになった内村や、その内村の人間性に打たれ、小出が号泣するなど大盛り上がりの初日となった。
春らしいショートパンツ姿で登場した長澤が「子どもの頃から大好きだった方の作品に参加させてもらえたことが、ただただうれしい」と熱い思いを内村にぶつけると、川口も「本当にすてきな方。テレビで見ていたイメージと全く一緒で楽しかった」と感激の表情。美女たちの告白に「モテ期ですね」と内村はニヤリと表情を崩す。
大人気の内村だが、その支持は女性陣からだけではなかった。伊藤とダブル主演を務めた小出は「お笑い芸人という難しい役の中、現場ですごくフォローしてくれて、やりやすい空気を作ってくれた」と話し出すと、懸命にこらえようとしていた目から涙がこぼれる。その後も、涙を拭きながら「監督を男にしたい。監督がいい気持ちで初日を迎えてもらえたらうれしいです」と内村を含めた本作への思いを熱く語った。
そんな小出の思いに「お笑い芸人という役柄に正面から取り組んでくれてありがとう。主演の二人、そしてこのキャストたちと今日を迎えられてうれしいです」と内村が手紙を送ると客席からは温かい拍手が巻き起こった。
本作は、人気放送作家・鈴木おさむのベストセラー小説「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」を、映画『ピーナッツ』以来7年ぶりにメガホンを取った内村光良が映画化。売れない芸人コンビが、夢と現実の狭間で葛藤する姿を描いた人間物語。台湾の台北映画祭、韓国の全州国際映画祭への出品が決まっている。(磯部正和)
映画『ボクたちの交換日記』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中