マイケル富岡、UFO仮面ヤキソバンを語る…ヤキソバンはライフワーク
ジャン=クロード・ヴァン・ダム最新作映画『UFO 侵略』の公開記念トークイベントが26日都内で行われ、かつて「UFO仮面ヤキソバン」として一世を風靡(ふうび)したマイケル富岡が、UFOアイドルの野中ひゆと共に登壇し、ヤキソバンの思い出などを語った。
1993年より放送された「日清焼きそばU.F.O.」のCMに登場し、その後ビデオ映画やゲームが制作されるなど大ヒットキャラクターとなったヤキソバン。マイケルは「日本がまだ元気だった時代、ああいう強烈なキャラクターが求められていたんです。あのブームのおかげで家が建ちました」と当時を振り返り、「UFO絡みの企画があればいまだに僕がキャスティングされる。街でもヤキソバンと声を掛けられるんです」とうれしそうに話す。
「もうCM契約は切れていますが、ヤキソバンはライフワークです」と言い切ったマイケル。ヤキソバンへの愛着は人一倍のようで、ヤキソバンのゲームで遊んでいたという野中が「青のりフラッシュ」や「あげ玉ボンバー」などヤキソバンの技について語りだすと、隣で感無量の面持ちになっていた。
マイケルは「日本が徐々に元気になっているので、そろそろまたヤキソバンをやりたい。少なくとも僕とデーブ・スペクターは復活を狙っています。デーブはいまだに巨大フォークをトランクに積んでいるくらいです」とヤキソバン復活に意欲を見せた。
『UFO 侵略』はジャン=クロード・ヴァン・ダム出演のSFアクション。突如として始まった未確認飛行物体の飛来とエイリアンの侵略に立ち向かう人間たちの姿をスリリングに描く。(取材・文:名鹿祥史)
映画『UFO 侵略』は3月30日よりシネマート六本木ほかにて公開