初代『ゴジラ』俳優・宝田明、ハリウッドリメイク版に出演決定!
1954年の映画『ゴジラ』で主演を務めた俳優の宝田明が、2014年に公開されるハリウッドリメイク版『ゴジラ(原題) / Godzilla』にカメオ出演することが明らかになった。同作のオフィシャルFacebookページで発表された。
現在78歳の宝田は二枚目スターとして活躍するかたわら、オリジナル版『ゴジラ』をはじめ、『モスラ対ゴジラ』『怪獣大戦争』『ゴジラVSモスラ』など多くの特撮映画に出演してきた俳優。「最終作」と銘打たれた2004年の『ゴジラ FINAL WARS』にも出演するなど、日本の特撮映画を語る上では欠かせない存在だ。
Facebookページには「AKIRA TAKARADA」と書かれたボードを持った宝田と本作のギャレス・エドワーズ監督の画像が掲載。初日の撮影も宝田の出演シーンから始められたといい、「それは今回の作品を、オリジナル版『ゴジラ』と象徴的につないでくれるものでした」とスタッフは振り返っている。宝田の役柄について、詳細はまだ明かされていない。
宝田の出演は海外でも大きな反響を呼んでおり、海外メディアは宝田を「特撮映画の伝説的俳優」と紹介。特撮ファンであればあるほど、オリジナル日本版へのリスペクトを感じることができる今回のキャスティングには納得している様子がうかがえる。
ハリウッドリメイク版『ゴジラ(原題)』は現地時間18日にクランクイン。出演は『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のエリザベス・オルセン、『ショコラ』のジュリエット・ビノシュなどのほか、日本から渡辺謙が参加している。(編集部・福田麗)