静岡県が「サイレントヒル」県に名称変更!?あの愛称が現実に!
7月の日本公開が決定した大人気ゲームの映画化第2弾『サイレントヒル:リベレーション3D』の公開に先駆け静岡県が、名称をズバリ「サイレントヒル」県に変更したことが発表になった。映画の配給・宣伝関係者は「改名するなんて夢にも思ってもいなかった。これほどの追い風は無い!」と鼻息も荒い。
「サイレントヒル」といえば、異形の存在がうごめく霧に覆われた謎の街サイレントヒルを舞台に、終わりのない恐怖の中、自身の運命と対峙する人々を描いた大ヒットゲーム。ゲームファンの間では、実際に静岡県の直訳(=サイレントヒル)を仮タイトルとしたのが名称の由来と語られており、ネット上で同ゲームが話題にのぼるとき「静岡」の愛称が用いられることも多い。
そんなネタがまさに現実となった今回の名称変更。静岡県では早くもサイトデザインを「サイレントヒル」風にアレンジ。サイトを訪問すると、巨大な三角かぶとをかぶったおなじみの敵キャラクター・レッドピラミッドシングが「ようこそサイレントヒルへ」とお出迎え。現地では、レッドピラミッドの富士山イメージキャラクターへの起用や、バブルヘッドナースを県内病院の婦長にといった、人気キャラクターを起用の声も上がっているという。
……しかしながら実はこれ、本日4月1日のエイプリルフール限定のジョーク企画。サイトも実際には『サイレントヒル:リベレーション3D』のオフィシャルサイトで、掲載も本日のみとなる。ゲームファンにとっては残念な、しかし静岡県民は一安心(!?)のネタ企画。サイトは濃霧情報のコーナーなども設けられたなかなか本格的なものとなっているため、本日限りのジョークを存分に楽しんでほしい。
『サイレントヒル:リベレーション3D』は、前作公開からおよそ7年、3Dで新たにその恐怖を再現する映画化第2弾。出生の秘密を解き明かすため、雪のように霧が振る謎の街「サイレントヒル」に踏み込んだ美少女ヘザーが目にする、美しくも狂気に満ちた世界が描かれる。(編集部・入倉功一)
映画『サイレントヒル:リベレーション3D』は7月12日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開