「涼宮ハルヒの憂鬱」声優・茅原実里、事務所と契約更新せず ファンクラブも解散
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希役で知られる声優の茅原実里が、所属事務所エイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社との専属契約を更新しなかったため、3月31日をもって契約満了となったことがわかった。同社が茅原のオフィシャルサイトなどで発表した。これに伴い、オフィシャルファンクラブも3月31日で解散となった。
同社によると「度重なる話し合いの結果、弊社と致しましては引き続き、茅原実里の活動を支えていく事を希望しておりましたが、本人の強い意思を尊重し契約満了という結論に至りました」とのこと。4月以降のファンクラブ会費をすでに支払っている人々へは返金対応を後日行うとしている。
新たにオフィシャルホームページを立ち上げた茅原は、自身を発掘した同社には心から感謝をしているとしながらも「一人で長い間悩んできました…。その結果、私のわがままになってしまうのかもしれませんが、これからは新しい環境を作り、新しい気持ちで仕事に励んでいきたいという決断に至りました」と事務所を離れることになった経緯を説明した。
また、ファンクラブの会員には申し訳ない気持ちでいっぱいだといい「こうしてすべてが、こんな形で突然の報告になってしまったこと、本当に本当にごめんなさい」と謝罪。と同時に「今は謝ることしかできませんが、私はこれから先、またみんなと一緒に笑顔で過ごせる場所を作っていきたいと思っています」と新たなファンクラブ設立に向けて前向きに進めていきたい意向も示している。
「もちろんこれからも、今までと変わらず、声優のお仕事も、歌のお仕事も続けていきます」と強調した茅原。「自分のお芝居や、歌で、私を応援してくれているみんなに、今まで以上にちゃんとお返しできるように頑張っていきますので、どうか、これからも応援よろしくお願いします!!」とさらなる活躍を誓っている。(朝倉健人)