『スター・ウォーズ』初稿、コミック化!ハン・ソロがトカゲなど映画版とは驚くべき相違
映像製作会社Lucasfilmとアメリカン・コミックス出版社Dark Horse Comicsが、ジョージ・ルーカスが執筆した映画『スター・ウォーズ』シリーズの初稿をコミック化し、今年9月にも全米で発売することを発表した。
LucasBooksの編集長J・W・リンズラーが、ジョージに打診。ためらうジョージに、数年かけて制作したコミックの草稿、完成版をイメージできるカラーページを見せたところ、ジョージがゴーサインを出したという。
コミック化が決定した初稿は、シリーズ第1作『スター・ウォーズ』(1977)が公開される3年前、1974年に執筆されたもの。ハン・ソロは6フィート(約183センチ)のトカゲ、アナキン・スカイウォーカーはジェダイの騎士、ルーク・スカイウォーカーは将軍として登場し、シスは騎士団を構成するなど、映画版とは驚くべき相違があるという。
リンズラーは、この初稿について、「Lucasfilmの保管庫を調べていて、たくさんの宝物を見つけましたが、わたしを本当に驚かせたのは、ジョージが執筆した『スター・ウォーズ』の初稿だけでした。彼が最初に考えていたイメージは、目を見張るものがありました」とコメントしている。
映画『スター・トレック』シリーズのJ・J・エイブラムスがメガホンを取る新作『スター・ウォーズ:エピソードVII(原題) / Star Wars: Episode VII』を2015年に公開することを発表している『スター・ウォーズ』シリーズ。初稿のコミック化には、リンズラーのほか、「アベンジャーズ」を手掛けたマイク・メイヒューが携わり、8号のシリーズとして、今年9月にも全米で発売されるという。(編集部・島村幸恵)