エリザベス女王、「最も記憶に残るボンドガール」として名誉賞受賞
エリザベス女王が4日(現地時間)、60年以上に及ぶ映画界、テレビ界への貢献を称えられ、英国アカデミー(BAFTA)より名誉賞を授与された。式典は、ウィンザー城で執り行われ、ジョージ・ルーカス、クリストファー・ノーラン、トム・フーパーら映画界の著名人を含む300人のゲストが出席した。
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BAFTA会長のジョン・ウィリス氏は、「映画界、テレビ界における顕著な後援をたたえ、BAFTAは女王陛下に栄誉賞を授けます」とスピーチ。2012年に開催されたロンドンオリンピックでエリザベス女王が映画「007」シリーズのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)と共演したことに言及し、「最も記憶に残るボンドガールとしてロンドンオリンピックを飾ったこともたたえて」と付け加え、会場を笑いに包んだ。
この日、エリザベス女王にトロフィーを授与する役目を務めたのは、映画『ヘンリー五世』などで知られる俳優ケネス・ブラナー。ケネスも「去年のオリンピック開会式でのセンセーショナルな登場は、本当に記憶に残るものだった」とエリザベス女王の“女優”としての功績をたたえ、会場を盛り上げた。(編集部・島村幸恵)