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山田孝之、まさかの落語界からオファー!

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落語界からオファー!?
落語界からオファー!? - 山田孝之

 6日、ユナイテッド・シネマ豊洲でオムニバス映画『らくごえいが』が初日を迎え、山田孝之、加藤貴子、桂三四郎、そして各エピソードを監督した遠藤幹大、松井一生、坂下雄一郎の監督陣が来場した。

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 本作は、「ねずみ」「死神」「猿後家」という古典落語の演目の舞台を現代に置き換えた3作品からなるオムニバス映画。東京芸術大学大学院映像研究科の学生たちが、豪華キャストを迎えて製作を行っており、山田、加藤のほかに本田翼安田顕村上健志斉木しげる田中要次近藤春菜箕輪はるかなどが出演している。

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 今回の仕事のオファーについて、山田は「ぜひともやりましょう」と快諾したことを振り返る。「落語にも興味があったし、東京芸大と仕事をするのは面白いと思った。きっと落語ファンも映画を観に行くだろうし、逆にこの映画を観て、落語を見ようという人もいると思う。受けた理由はたくさんあります」と明かした。

 一方の加藤は「出演者がそうそうたる人で。しかも山田さんも出ると聞いて『それじゃぜひ!』とガッツポーズをしたのを覚えています。それなのにわたしは(それぞれオムニバスの別々の作品に出演しているため)山田さんとは一切共演していません」と冗談交じりにコメント。しかし若き才能に触れたことは刺激になったようで、「彼らはこれからの日本映画を背負って立つ人になるかもしれない。たとえば10年後に、『ああ、あの人たちと暑い夏に撮影したな』と思うかもしれないと思って、参加させていただきました」と笑顔を見せた。

 本作をきっかけに「落語に興味を持った」という山田に、桂三四郎は「せっかくなんで、落語をやってみたらどうですか? 僕ならいつでもけいこをつけますよ」とまさかの落語界へのオファー。しかし、「そうですね……」と言うや、うつろなまなざしとなり、それっきり三四郎と目を合わせようとしなくなった山田。そんな二人のぎくしゃくしたやりとりが、会場の笑いを呼んでいた。(取材・文:壬生智裕)

映画『らくごえいが』はユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次公開中

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