グウィネス・パルトローの新料理本 お金持ちでないと作れないレシピだらけ
健康的なライフスタイルを提唱しているグウィネス・パルトローの新料理本がお金持ちにしか作れないレシピだらけだと批評家からたたかれている。
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グウィネスの料理本「It's All Good: Delicious, Easy Recipes That Will Make You Look Good and Feel Great」のレシピは健康的なことに間違いはないが、一般家庭にはない高価な食材を使用しているため、レシピ通りに作った場合、家族の食費は1日300ドル(約2万7,000円)を超えることがYahoo!の調べでわかったという。(1ドル90円計算)
例えば朝食にほうれん草とマッシュルームの卵白オムレツとスイートポテトのマフィンを作るとすると、オムレツはアヒルの卵を使うとしているため、レシピ通りに作ると28ドル27セント(約2,544円)はかかってしまう。
マフィンも高価な無グルテンの粉を使用するため44ドル(約3,960円)はかかり、合計で6,500円を超える朝ごはんになるわけだ。ランチやディナーのレシピでも、魚のフライは71ドル50セント(約6,435円)、ツナサラダは特別なハチミツが必要なため120ドル(約10,800円)という値段になるという。
Eater.comによると、子どもたちに野菜を食べさせたい働くママたちをターゲットにしているこの本は、つまるところグウィネスが特権階級のライフスタイルを自慢しているに過ぎないとのこと。
The Atlantic Wire.comも、健康的な食生活というコンセプトに取りつかれたハリウッドの神経症的傾向をさらにレベルアップさせている滑稽な本だと言っている。(澤田理沙)