『アバター』続編は水中でのパフォーマンス・キャプチャーあり!
大ヒット映画『アバター』(2009年)の続編では、水中でのパフォーマンス・キャプチャーが取り入れられることがわかった。『アバター』でも俳優たちは先住民ナヴィをパフォーマンス・キャプチャーで演じていたが、それが一段階パワーアップするようだ。The Hollywood Reporterなどが報じている。
パフォーマンス・キャプチャーは、人間の動作や表情の変化をデジタルデータとしてコンピューターに取り込む手法の一つ。プロデューサーのジョン・ランドーは、水中でのパフォーマンス・キャプチャーを採用した理由について「われわれはコンピューター・グラフィックスによって水の動きをシュミレーションすることはできますが、俳優の経験はシュミレーションできません。だから水槽の中でパフォーマンス・キャプチャーを行うつもりなのです」と説明した。
さらにランドーは「われわれは最新のテクノロジーを駆使して、『アバター2』『アバター3』を感情的にも視覚的にもより素晴らしいものにし、主人公たちの物語を完結させたいと思います」と意気込んでいる。以前、ジェームズ・キャメロン監督自身も続編について「舞台の大部分が海となる」と明かしていた。水中でのパフォーマンス・キャプチャーによって、前作を大きく上回る映像体験が期待できそうだ。(編集部・市川遥)