ももち、アイドル論を展開!「ももちはアイドルと同義語」
Berryz工房の「ももち」こと嗣永桃子が10日、北沢タウンホールで行われたテレビ東京の人気深夜番組「来たれ!辞書部」の「公開辞書作り」イベントで、自身のアイドル論を明かした。
この日、嗣永は、辞書に載せたい言葉として挙げた「アイドル」について、「かわいい天使のような人であり、実力が人気に直結するとは限らない存在であり、思ったより練習している人である」と定義。さらに、「アイドルは、総合評価で決まるんです。歌がうまくても踊りがうまくても、人として愛されないと認められない」と補足したほか、「アイドル」の同義語に「ももち」を挙げ、約10年のキャリアに自信を見せた。
イベントに出席したピースの又吉直樹、イラストレーターの五月女ケイ子、作家のせきしろ、バッファロー吾郎の竹若元博は、そんな嗣永の発言に感心顔。だが、オアシズの光浦靖子は「あたしは角川映画が好きだったので、アイドルといえば薬師丸ひろ子さんや原田知世さん。透明度と不安定さを感じる声質を持っている人がわたしにとってアイドル」と自身のアイドル論を語り、嗣永に対抗した。
「来たれ!辞書部」は、 松田龍平、宮崎あおい共演の映画『舟を編む』のスピンオフ番組で、辞書部員のレギュラー出演者たちが、どこにもない新しい辞書を作るため、自分が絶対に辞書に載せたい言葉を選び、意味を付けていくバラエティー番組。「(辞書は)使うか使わないかといえば使わない」という嗣永にとって苦手なテーマのイベントだったが、持ち前の天然キャラで、途中、嗣永ファンによるウェーブも起こさせるなど、詰め掛けた嗣永ファンを大喜びさせた。(取材・文 名鹿祥史)
映画『舟を編む』は4月13日より全国公開
この日のイベントの模様はテレビ東京にて4月25日25時45分から25時50分まで、26日25時53分から26時まで、29日13時55分から14時までの3回に分け「来たれ!辞書部」内で放送予定