松岡充、SOPHIA活動休止を説明「僕が旗を降ろさない限り、SOPHIAの解散は無い」
ボーカル・松岡充が9日、自身のオフィシャルサイトでSOPHIAの活動休止について説明している。SOPHIAは同日、結成20周年にあたる2014年を控え、現在開催中の全国ツアーをもってバンド活動を休止すると発表していた。
「突然の活動休止発表で驚かせてしまったね ごめんね」とファンに謝罪した松岡は「今までずっとsophiaとして走り続けて来たから 少し立ち止まって、色んな事を見つめ直す機会にしたいと、メンバー五人話し合って決めました」と全員納得ずくの決断だと説明。無期限活動停止にしたのは、今はバンド活動をいつ再開させるのか確実な約束ができず「嘘はつきたくないから」だという。
しかし松岡は「ずっとライブで伝えている様に、僕は五人のメンバーだけがsophiaだとは思っていません sophiaの名の下に、憧れを持ち寄って、そこに夢を見る全ての人達をsophiaと認識しています」との思いを明かし「sophiaの旗は、僕が掲げました その場所に誰もいなくなるまで、僕の役割は旗を掲げ続ける事と思っています だから、『僕が旗を降ろさない限り、sophiaの解散は無い』と断言できます」とファンがいる限りSOPHIAが解散することはないと言い切った。
「結成20周年、デビュー20周年にまた、作品を抱えて、五人の姿でステージに立って、最高のパフォーマンスをする為に、必要な休止と思っています」とファンに理解を求めた松岡は「とにかく、今は目の前にあるtourを全力で、悔いの残らないように挑みたいと思います。ライブ会場で会えるのを 期待しています」と締めくくった。
SOPHIAは1994年に結成された5人組バンドで、1995年にメジャーデビュー。2010年にキーボードの都啓一が「ろ胞性悪性リンパ腫」と診断されたため活動を一時休止したが、闘病生活を経て都が復帰。2011年からバンド活動を再開していた。ツアーファイナルは8月12日の日本武道館公演となる。(朝倉健人)