『魔女の宅急便』実写化のうわさ…ジブリは否定
宮崎駿監督のアニメーション映画『魔女の宅急便』が実写化されると報じられている件について、スタジオジブリが否定した。
『魔女の宅急便』の実写化を伝えたのは、海外映画情報サイトのTwitch。同メディアは「あくまでうわさの段階」と前置きした上で、スタジオジブリのアニメーション映画を基にした実写化が企画されていること、そして『呪怨』の清水崇が監督候補に挙がっていることを報じている。日本国内か、それとも海外での製作なのかは明かされていない。
だが、スタジオジブリは、同実写化について「関わっていない」と否定した。一方で、角野栄子の同名原作の刊行元である福音館書店は「お答えできない」とコメント。同社は、映画版ではなく原作を基にしたハリウッド実写映画化が数年前に企画されていたことは認めたが、そちらについては「実現しなかった」と明かしている。
映画『魔女の宅急便』は、宮崎駿監督が1989年に発表した作品。13歳の魔女キキの成長を描いており、発表から20年以上が経過した現在も愛されている。原作小説の第1巻を基にしているものの、多くの箇所に改変が加えられていることでも知られており、今回は、スタジオジブリのアニメーション映画を基にした実写化が進行中であると報じられていた。(編集部・福田麗)