ADVERTISEMENT

ジブリ宮崎吾朗監督、現在は来年完成予定の新プロジェクトにまい進中!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
新プロジェクトについて言及した宮崎吾朗監督
新プロジェクトについて言及した宮崎吾朗監督

 15日、三鷹の森ジブリ美術館で開催された「ひつじのショーン」新シリーズ試写会のトークショーゲストとして出席した宮崎吾朗監督が、現在、新プロジェクトを進めており、来年の完成を予定していることを明かした。

 報道陣から近況を問われた宮崎監督は「ちゃんと仕事をしていますよ」と苦笑い。その詳細については「ある企画の準備をしていまして。ただ、今言うと怒られるんで……」と言葉をにごしたが、「完成は来年くらいですかね」と言及した。その作品が映画なのかどうかは現時点では不明だが、『ゲド戦記』(2006)で最終興行収入76億5,000万円、『コクリコ坂から』(2011)で44億6,000万円のヒットを飛ばしている宮崎監督の最新作ということで、話題を集めそうだ。

 この日は、スタジオジブリとの交流も深いイギリスのアードマン・アニメーションズの人気アニメ「ひつじのショーン」のシリーズ3が、5月11日よりNHK Eテレにて放送開始されることを記念し、宮崎監督と、コマ撮りアニメ「ニャッキ!」の伊藤有壱監督が招かれ、トークショーが実施された。

ADVERTISEMENT

 2005年にアードマン・アニメーションズを訪れたことがあるという宮崎監督は「スタジオは体育館のような倉庫の中にあったんですが、そこにいる人がアニメ作りに大きな喜びを感じている人たちで。家庭的な雰囲気が魅力でした」と述懐。さらに、「ひつじのショーン」について、「セリフがないのに、子どもが観ても大笑いできる。動きだけで子どもにわからせるというのは、相当な技術です。それでいて大人が観ても面白いのはイギリス人特有の毒があるから」と分析した。

 NHKの斉藤健治プロデューサーは、「2007年に放送して以来、テープが擦り切れるほどに再放送を行った。『ひつじのショーン』は、再放送するたびに視聴率が上がった珍しい作品。あまりにも再放送ばかりやっていたので、多くの人から、いつになったら新シリーズが放送されるのかと問い合わせをいただいていた。NHKとしても待ち望んでいました」と新シリーズに期待を寄せていた。(取材・文:壬生智裕)

「ひつじのショーン」シリーズ3は5月11日より毎週土曜午前9時からNHK Eテレにて放送

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT