コメディー界の大御所ジョナサン・ウィンタースさん死去 『スマーフ』などに出演
映画『スマーフ』の声優としても活躍していたコメディー俳優のジョナサン・ウィンタースさんが老衰のため自宅で死去した。87歳。オフィシャルサイトによると、今月11日に家族に囲まれて息を引き取ったという。
タレントショーでの優勝がきっかけで芸能界入りしたジョナサンさんは、ラジオやクラブなどで活躍後、バラエティー番組「ザ・ジョナサン・ウィンタース・ショー」に出演。ロビン・ウィリアムスがブレイクするきっかけとなったテレビコメディー「モーク・アンド・ミンディ(原題) / Mork and Mindy」では、エイリアンのモークを演じるロビンの息子役で知られている。
1999年にはユーモアで社会に影響を与えた人に贈られるマーク・トウェイン賞を受賞。2011年には映画『スマーフ』でパパの声を演じ、亡くなる直前まで『スマーフ2』の仕事をしていたとのこと。TMZ.comにはレコーディング・スタジオでパパの声をアテレコしている4月2日の写真が掲載され、車いすに座ってはいるものの、笑顔を見せており、終始ジョークを飛ばしていたらしい。
映画『スマーフ2』のプロデューサーのジョーダン・カーナーは、同映画をジョナサンさんに捧げるよう映画会社と話をしているとのこと。ディック・ヴァン・ダイクは、ジョナサンさんを最初に観たときは、あまりの才能に圧倒され仕事を辞めたいと思ったことなどをツイートし、彼の死を悼んでいる。(澤田理沙)