西田敏行、三國連太郎さん死去に悲痛「私のスーさんが逝きました」
俳優の三國連太郎さんが14日、急性呼吸不全のため90歳で死去したことを受け、映画『釣りバカ日誌』シリーズで22作にわたって名コンビを演じた西田敏行が15日、所属事務所を通じてコメントを寄せた。
1988年の映画『釣りバカ日誌』から2009年の『釣りバカ日誌20 ファイナル』まで、22作にわたって三國さんと「スーさん、ハマちゃん」コンビを演じてきた西田。突然の訃報に「私のスーさんが逝きました」と悲痛な思いを隠さず、「いつかこんな日が来ると覚悟はしていたものの、現実にその時が来たと知らされると、にわかには信じられません」と思いを明かす。
さらに「三國連太郎氏が、日本の映画界に残された功績は、計り知れないものです。関わられた、どの作品も日本の名作です」と三國さんの功績をたたえた西田。「そして私としては、松竹映画プログラムピクチャー【釣りバカ日誌】で22年ご一緒出来た事は私の誇りであります」とつづると、「スーさんお世話になりました。そして心からありがとうございました」と故人をしのんだ。(編集部・入倉功一)