映画業界初のゆるキャラ誕生！インドからやってきた「ナン子ちゃん」！
17日、虎ノ門のニッショーホールで行われたインド映画『きっと、うまくいく』の試写会イベントで、同作を盛り上げるべく制作された映画業界初のゆるキャラ・ナン子ちゃんが初披露された。
ひこにゃん、くまモン、バリィさんなど、全国に多数のゆるキャラが存在するなか、ついに映画界にも、ゆるキャラの波が到来した。本作応援団長の大槻ケンヂによる「この子を日本に呼べ」との特命により、やってきたのがナン子ちゃんだ。
インドの民族衣装サリーに身を包み、頭が巨大なナンという姿のナン子ちゃんのプロフィールは、生年月日はヒミツ、血液型はB型、身長167センチ、スリーサイズは「当ててみて」、靴のサイズは24、趣味はヨガと瞑想。かつてイラストレーターのみうらじゅんが「日本のインド」と称した「高円寺」に住みたいといい、好きな異性のタイプは本作主演のアーミル・カーンと、料理コーナー「MOCO'Sキッチン」で人気の速水もこみちという、かわいい女の子である。
この日のイベントでナン子ちゃんは、本作主題歌に合わせて踊りを披露したダンサーたちと共に登場。特技がボリウッドダンスというだけあって、軽快なステップを披露する。さらにインドの都市ムンバイと姉妹都市である横浜市から、横浜市中区マスコットのスウィンギー、横浜市立大学マスコットのヨッチーが応援に駆けつけ、ナン子ちゃんのデビューを共に祝福した。
観客から大きな拍手を受けたナン子ちゃんは、「ナマステ～」と謝辞。基本的にナン子ちゃんは「ナマステ」しかしゃべることはないが、その一言で9つの感情を表現することができるのだとか。この日も司会者から「踊った感想は？」と聞かれ、「ナマステ」。続けて「ごはんが好きなんだって？」「小顔になりたいんですよね」という質問にも「ナマステ～」と返答。それぞれにトーンの違う「ナマステ」で、観客としっかりコミュニケーションをとっていた。映画大国インドで大ヒットしたボリウッド映画4本を集めた特集上映「ボリウッド4」を盛り上げるべく、各種関連イベントにも登場する予定とのことなので、今後の活躍に注目したい。（取材・文：壬生智裕）
映画『きっと、うまくいく』は5月18日よりシネマート新宿ほかにて全国公開