声優初挑戦のコロッケ、モノマネの弊害?オリジナルの声を出すのに苦労…
『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』の初日舞台あいさつが20日、都内にて行われ、普段はモノマネ、バラエティー、料理というそれぞれの分野で活躍しているコロッケ、渡辺直美、川越達也シェフが登壇し、ゲストキャラクターとしての出演を振り返った。この日はほかに、野原しんのすけをはじめとするキャラクターの着ぐるみ、そして矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみといったレギュラー声優陣も登壇した。
コロッケは、意外にも本作がアニメ声優に初挑戦。「誰の声にもならないように気をつけました」とモノマネが得意なだけあって、オリジナルの声を出すのに苦労したようだ。また、「しんちゃんのふざけ方って自分に近いものがある」と幼いころの自分を振り返り、しんちゃんとの共演を大喜び。そんなコロッケには会場から「志村さ~ん」や「美川さ~ん」との声が飛び、そのたびにコロッケは爆笑モノマネを披露していた。
また、長編アニメ声優初挑戦となる渡辺も「長いセリフが続くとハアハアと息が続かなくなってしまい、思わずやせようと決意しました。セクシーなお姉さん役なので、セクシーな声で頑張りました。子どもの頃からしんちゃんの大ファンだったので、クレヨンしんちゃんに出られたことがうれしい」と笑顔。一方、本人役で出演した川越シェフは慣れない挑戦に思わず「すごく緊張しました。料理しているほうがどんなに簡単か……」と本音をちらり。それでも、十分に楽しんで演じたことを明かしていた。
テレビシリーズ開始から21年が経過し、劇場版も本作で21本目。放送開始時からしんのすけの声を担当している矢島は「みんなで5歳児の心を忘れずに、心の若作りを目指してこれからも続けていきたい」とレギュラー陣を代表してあいさつ。ファンにメッセージを送った。
本作は、国民的人気キャラクターである野原しんのすけが“伝説のソース”を守るためにカスカベ防衛隊(風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃん、シロ)と共に奮闘する姿を描く。この日の舞台あいさつには、しんちゃんゆかりのゆるキャラ、春日部市の“とろ★りん”も応援に駆け付けた。(福住佐知子)
『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』は公開中