アメリカの新人キャスター、24時間たたずにクビ…初放送で放送禁止用語
アメリカの新人キャスターが初仕事から24時間もたたずにクビになったことが大きな話題になっている。
話題になっているのは、米大手放送局NBC系列のKFYR-TVの新人キャスターであるA・J・クレメンテ。CBS Newsなどによると、ウエストバージニア大学の卒業生であるクレメンテは21日、夕方のニュース番組に出演し、キャスターとしての初仕事に臨んだ。
だが、放送直前に発音の練習をしていたというクレメンテは、そのまま番組のオンエアが始まったこと、そして自身のマイクの電源が入っていたことに気が付かず、放送禁止用語を連発。このことがきっかけとなり、初仕事から24時間も経過していない同日夜にクレメンテはクビを言い渡されたという。
クレメンテは月曜日朝にツイッターで「残念ながら、KFYR-TVとの契約は解除になりました。機会を与えてくれたこと、そしてさまざまなサポートに感謝しています」と明かすと、「新人のミスです。わたしはフリーになりました。笑わずにはいられないよ」と心境を吐露した。
クレメンテのミスをやゆした「KeepAJ」というハッシュタグがツイッターのトレンドワードになるなど、大きな話題に。また、発音の練習をしていたという生真面目な面が裏目に出たということで、新人キャスターの不幸は同情を買っている様子だ。だが、同局側はFacebookページに謝罪文を掲載するとともに、「今回のミスは、言い訳のできない類いのものです」と処分の経緯を説明している。(編集部・福田麗)