ジャスティン・ビーバー、ドイツの税関で差し押さえられたサルを放棄
必要書類なしにドイツに猿を連れ込もうとし、ベルリンの税関でペットのオマキザル、“マーリー”を押収されたジャスティン・ビーバーが、猿を取り戻す気はないことが明らかになった。
マーリーはジャスティンの19歳の誕生日プレゼントとして音楽プロデューサーのジャマール・マーリー・マル・ラシードからプレゼントされたもので、3月に押収されて以来ドイツの動物シェルターで保護されており、ジャスティンの引き取りを待っているという。
しかし、ドイツのBild紙によるとジャスティンの関係者はドイツの動物園に行かせるのが得策と考えているようだ。動物シェルターの所長はプライベート・ジェットであろうと、ワールドツアーに赤ちゃん猿を連れまわすのは不適切だと指摘。「将来的にマーリーの精神状態を安定させるためにも自然の中でほかの猿からいろいろなことを学ばせるべきです」と同紙にコメントしている。
Access Hollywoodによると、シェルターにはジャスティンの代理人と名乗る人物から2通のメールを受け取ったらしいが、本物であるかどうかは確認できないとのこと。1通は「猿が安楽死させられるまでの期限はいつか」と問い合わせたもので、それに対し安楽死は行っていないと返事したという。
2通目はドイツの動物園に入れたいため、推奨する園はあるかという内容だったらしい。ジャスティンは5月17日までに連絡を取らなければマーリーの権利を失うことになり、ドイツの所有物になるとのこと。ジャスティンは権利を放棄するにしても、これまでかかった費用と罰金の支払いを求められる可能性があるという。(澤田理沙)