広末涼子、夫に逃げられたシングルマザー役で17年ぶり連ドラ主演!
広末涼子が、堤幸彦監督がメガホンを取るドラマ「スターマン~この星の恋~(仮題)」で、「木曜の怪談 魔法のキモチ」(1996)以来17年ぶりに連続ドラマの主演を務め、夫に逃げられた3人の息子を持つシングルマザー宇野佐和子を演じることが発表された。関西テレビ系列にて、7月より毎週火曜22時枠で放送される。
堤監督が、映画『阪急電車 片道15分の奇跡』、テレビドラマ「最後から二番目の恋」を手掛けた脚本家の岡田惠和と意気投合したことからスタートしたという同企画。佐和子が、突然目の前に現れた記憶喪失の25歳の青年・星男にひとめぼれし、自分の夫だと嘘を付いて家に住まわせてしまうという物語が展開される。岡田が得意とする心温まる会話劇が期待できる本作。さらに星男は、不思議な力を持ったキャラクターということで、「SPEC」「トリック」シリーズなどを手掛けてきた堤監督独自の世界観にも期待ができそうだ。
17年ぶりの連続ドラマの主演には勇気が必要だったという広末は、「今回、お話をいただいて、映画が続いていたこともあって、やはり自分はテレビっ子で、ドラマを観て育って、この世界に憧れた部分があったのだと思いました。初めてお仕事をさせていただいたのもドラマの現場だったこともあり、なんかこう“ホームに帰ってきたという”感覚で、今回は思いっきり楽しい作品を作りたいなと思い、勇気を持って挑ませていただきました」と出演を決めた経緯を明かす。
そんな広末の相手役を務めるのは、現在19歳、「仮面ライダーフォーゼ」で主演を務めた福士蒼汰。堤監督から「すごく適応能力がある」と太鼓判を押された福士は、「楽しみとうれしさの反面、プレッシャーを感じています。ストーリーも、星男という役がキーパーソンになっているので、プレッシャーに負けないように頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。
出演は、広末、福士のほか、小池栄子、有村架純、石井正則、山田裕貴、大西流星(関西ジャニーズJr.)、黒田博之、五十嵐陽向、吉行和子、國村隼、木南晴夏、安田顕ら。第36回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞した映画『鍵泥棒のメソッド』(2012)でもコメディエンヌぶりを発揮していた広末だが、堤監督とのタッグで、さらにはじけた演技を見せてくれそうだ。(編集部・島村幸恵)
テレビドラマ「スターマン~この星の恋~(仮題)」は関西テレビ系列にて7月より毎週火曜22時枠で放送予定