クリス・クロスの“マック・ダディ”が死去 34歳 「ジャンプ」が大ヒット
ラップデュオ「クリス・クロス」の“マック・ダディ”として知られたクリス・ケリーさんが現地時間1日、アメリカ・アトランタの自宅で死去した。34歳。Billboardによると、死因などの詳細は不明だという。
ケリーさんは1990年、「クリス・クロス」のクリス“マック・ダディ”ケリーとして、わずかで13歳でデビュー。1992年のアルバム「トータリー・クロスト・アウト」が大ヒットを記録したほか、同アルバムにも収録されているシングル「ジャンプ」は全米シングルチャートで8週にわたって1位を獲得する快挙を達成。服を前後逆に着る独特のファッションスタイルとともに当時のヒップホップシーンをけん引した。
その後1996年のサードアルバムリリースと前後してデュオは活動休止し、ソロとして活動していたが、今年初めにプロデューサーのジャーメイン・デュプリのレーベル20周年記念パーティーで再結成。だが、それがデュオとして出席した最後になった。(編集部・福田麗)