叶姉妹の姉・恭子は実は「インターネットを触ることができずクレジットカードもわからない」アナログ人間!
6日、靴と女性の関係に迫ったドキュメンタリー映画『私が靴を愛するワケ』の試写会が都内で行われ、靴好きで多くのコレクションを持つタレントの叶姉妹(叶恭子、叶美香)が出席して靴への愛を語った。この日はそのほか姉の恭子が「自分はインターネットを触ることができず、クレジットカードもわからない」というアナログ人間であることを明かす場面もあった。
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本作は、時代を問わず女性たちの足元を彩り、夢中にさせてきた靴の魅力を追ったドキュメンタリー。女性たちを魅了してきた靴の歴史をはじめ靴と女性の魅惑の関係を、心理学や社会文化的、フェティシズム的な側面から多角的に分析していく。そのほかクリスチャン・ルブタン、マノロ・ブラニク、ピエール・アルディといった著名な靴デザイナーから、ファーギー、ケリー・ローランドらセレブが語る、靴に対するそれぞれの思い入れも見どころとなっている。
お気に入りの靴で決めた女性が多数来場したこの日、姉の恭子はクリスチャン・ルブタン、妹の美香はサルヴァトーレ・フェラガモの靴で登場。恭子は「ルブタンの靴は、履くとまるで胸の谷間のように指の谷間が見えてとてもセクシーです」とにっこり。本作について「3回くらい観ました。自分たちが持っている靴がたくさん出てきて楽しかったです。靴を愛している方の思いが伝わってきましたし、いろんな(靴に対する)考え方の違いもあることがわかって勉強にもなりました」と熱心にコメント。
一方、美香は「わたしにとっては、姉のドキュメンタリーを観ているようでした。(作品の中で)靴はある種のステイタスだと語っている方がいるのですが、姉の場合はコレクターですね」と本作の登場人物と姉の恭子を重ね合わせることが多かった様子。ちなみに、二人で靴は何足持っているかと聞かれると美香は「細かく数えると数え切れないのですが、姉のハイヒールだけで三千足くらい。フラットシューズも合わせるとその倍はあるのでは」とさらりと答えて司会者を圧倒していた。
その後もトーク中は、「ショッピングに出かけて、ショーウィンドウにはっとする靴があると、その靴が向こうから『あなたが持たなくてどうするの』と語りかけてきます」とゴージャスな持論を続ける恭子。しかし「インターネットで靴を買うこともありますか?」と聞かれると「インターネットを自分で触ることができないし、クレジットカードのことも全然わからない。美香さんが全部(カードを)持っているんです」と意外にアナログ人間であることを明かし、美香も「クレジットカードはあぶなくて、(恭子に)持たせることはできないです」と苦笑していた。(古河優)
映画『私が靴を愛するワケ』は5月11日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開